保育と教育

カリキュラム

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子どもたちの興味を育む
多様なカリキュラム

体操教室(3~5歳)

毎週水曜日に、専門の指導員を招いて行っています。
将来の運動能力に大きく影響するこの年代は、発育に応じて幅広い体育経験することが大切。

マット運動や跳び箱、ダンス、球技、鉄棒など、楽しみながら身体を動かすことで、「できた!」の喜びとともに運動能力と基礎体力が身につきます。

運動遊びの中で、あいさつや順番に並ぶなどのルールを実践することは「社会性を身につける」ことにもつながります。

ミュージックベル(年中)

音楽を楽しみながら協調性を養うことを目的に、ミュージックベル演奏を取り入れてます。

実際に楽器に触れて奏でることで、音への興味を育み、ドレミファソラシドの音感が身につくようになります。

4歳児でも楽しく取り組めるよう、親しみやすい人気の楽曲を取り入れているので、最初は思うような音を鳴らすことができず難しいと感じていた子どもも、いつの間にかハイテンポの曲を楽しく演奏できるようになりま す。

和太鼓(年長)

40年以上の歴史をもち、今では宝珠保育園名物となっ た「宝珠太鼓」。
「ぞう組さんになると、和太鼓がたたける!」という憧れを持って進級した園児たちが、初めてバチを手にした時の目の輝きはとても印象的です。

最初は音が出るだけで満足だった子どもたちも、自分の音の変化に気づき、まわりの音を聞きながら、みんなで息をそろえ、演奏できるように。
心をひとつにして楽しさに触れる中で、自然と協調性と向上心が養われます。

全身を使って太鼓を叩くので筋力もつき、中には逆上がりができるようになる子も!

食育

自分で育てた大切なお米や野菜を食べることで、「命をいただく」ことを実体験として学んでいきます。

昔ながらの手作業で無農薬栽培で育てるため、草取りや水やりなどの世話が大変ですが、愛情と手間をかけて育てることで、命の感謝、食への感謝、農家さんへの感謝、自分たちを大切に育ててくれる人々への感謝の気持ちが育まれます。

農薬を使わずに育てた「生きたお米・野菜」を食べることで、子どもたちの味覚も豊かになります。

お米づくり

お米が出来るまの過程に関心を持ち、収穫する喜びを感じられるよう、保育園の目の前の田んぼを借りて、毎年稲からお米を育てます。

泥だらけになって田植えした小さな稲が、秋になると大きく実ったら、いよいよ収穫の季節。

近隣の農家さんに手伝ってもらいながら、脱穀、もみすり、精米と、子どもたちの手により白米となったら、釜と薪で炊き上げて、ようやく「いただきます」。

食べ物が口に入るまでどれほど多くの手間がかかっているか、幼いこの時期だからこそ、実際の体験を通じて学んでほしいと考えています。

野菜づくり

季節や自然への感謝の気持ちを養いつつ、収穫という目標達成に向けてみんなで力を合わせて行う活動として、保育園の裏に広がる畑で季節の野菜を育てています。

無農薬栽培で手間がかかる分、子どもたち自身が畑仕事にかかわる機会もたくさんあります。水をあげると育つけれど、あげなければ枯れてしまう。その経験が「食べ物も生きている」ことを学ぶきっかけになり、「命の大切さ」を教えてくれます。

育てた野菜は調理して給食にも使用しています。
自分で育てた野菜が料理になると、愛着がわいて食の進みが良くなるので、野菜好きな子供に育ちます。

味噌づくり

お米、野菜だけでなく、味噌もまた日本の食卓の基本。
宝珠保育園では、子どもたちが育てた大豆とお米を使用した味噌づくりも行なっています。

畑の枝豆の一部を大豆になるまで育てて収穫。その大豆を煮てつぶし、田んぼで育てたお米、お塩、米こうじを加えて、お味噌屋さんに預けます。
発酵するまで寝かせれば、無農薬の「宝珠味噌」の完成です。

できたお味噌は、給食などで使うだけでなく、園児のご家庭にもおすそ分けしています。

味噌作りを通して、大豆がもやしや枝豆、お豆腐、お味噌、お醤油などいろいろな食材になることも学んでいきます。

自然活動

保育園の周囲には森林や清流、田んぼや畑など豊かな緑が広がっています。

宝珠保育園では、この恵まれた環境だからこそ体験できることを大切に、「自然体験」を取り入れた園外活動を行なっています。

子どもは大人が教えなくても潜在的に遊ぶ力を持っています。
自然は、遊具やおもちゃもない世界ですが、木や草花、葉っぱ、土、生き物など、そこにあるもの全てが、子どもたちの遊びの要素になります。

興味や関心に導かれ、大人が驚くような視点から遊びを見つけ出す中で、子どもたちは想像する力や主体的に楽しむ力を身につけていきます。