宝珠保育園の魅力と特徴

日光市の保育園|宝珠保育園の魅力と特徴|一園一家みんなみんなつながっているよ

森と田んぼと畑に囲まれた、緑豊かな自然環境の中、
見て、聞いて、触れて、五感で刺激を受け止めて、
心が動かされる体験を通じた「本物の学び」を育む。

命を大切にする心、
感謝と思いやりの心の花を咲かせよう

宝珠保育園では開園から理念共感型の保育を追求しています。

すべての先生・職員が、命を大切にする心、感謝と思いやりの心を理解し、園児一人ひとりにその大切さを伝えています。

園では、草花や農作物、メダカなどの生きものを育てる活動を行なっています。手間と時間、愛情を注ぎ、一生懸命育てることで、花が咲いたり、実がなったり、大きく成長したりすることを目の当たりにすることで、子どもたちは命あることの素晴らしさや喜びを感じとっていきます。

大切に育てたにもかかわらず、枯れてしまったり、死んでしまったりした体験からは、命がかけがえのなく、それを失ってしまうことがどんなに悲しことかを実感します。

そのような中から、自分を大切に育ててくれる家庭への感謝の心や、お友だちを思いやる心が育まれていきます。

自然を生かし、
園児が五感で体験する保育

田んぼと畑、森林にかこまれた宝珠保育園。
この豊かな環境だからこそ育まれる感性を大切にした、自然体験を主とした保育をおこなっています。

園のすぐ裏手には、子どもたちが「ぼうけんの森」と呼ぶ里山が広がり、その先を下ると、清らかな田川が流れています。
そこは、子どもたちにとって自然は「何があるかわからない、ワクワクの世界」。
土を触り、花を見つけ、虫やカエルを捕まえ、川のせせらぎを聞く。
生きものの鳴き声や、お陽さまの色、風の匂いが季節ごとに変化することに気づく。

自然の中で遊ぶことで、「見る・聞く・触る・嗅ぐ・味わう」の五感が研ぎ澄まされ、命のいとなみを身近に感じる心が養われていきます。

THE体験。
広大な畑と田んぼで野菜づくりと米づくり。
栄養たっぷりの味噌づくり。

宝珠保育園では、年間を通して昔ならの手作業で、無農薬のお米と有機野菜を育てています。

目の前の田んぼでは、泥だらけになってのお米づくり。地域のおじいちゃん・おばあちゃんたちに手伝ってもらい、稲を植えたり、雑草をとったり、掃除をしたり。
愛情を注いで育てることで、秋には稲が黄金色に実ります。
ぎっしりつまった実の重さで穂が垂れ下がってきたら、いよいよ収穫。みんなで鎌を握って刈り取ります。そのお米を炊くのは、もちろん薪と釜を使って。
初めて食べるかまど炊きのごはんのおいしさに、お茶碗に3杯もお代わりする子も。

園舎の裏手の畑では、季節ごとにいろいろな野菜を育てています。冬から春にかけては、玉ねぎやじゃがいも。夏にはかぼちゃやなす、すいか。秋には大根やキャベツ、人参など。
園舎の窓から畑が見えるから、登園すると真っ先に野菜をチェックする子どもたち。
土を耕して、水をやって、草とりをして。大切に世話をして育てた野菜だから、みんな大好き、給食室で調理して残さずいただきます。

「お店で買っているお米や野菜も、育てるのはこんなに大変なんだね」。
食べ物も命ある生きもの。大切に世話をして育てることで、食材や生産者、命に感謝して、大切に食べる子に育ちます。

ドーン!ドーン!ドンドコドーン!!
プロ顔負けの和太鼓演奏。

子どもたちの「~したいなぁ」「やってみよう」「できたー!」の体験を大切にしているのは、一人ひとりの個性を伸ばしつつ、協調性を育むため。

乳児クラスで少しずつできることを増やしていき、幼児クラスでは体操教室やミュージックベルを通じて、向上心と協調性を養います。

そして総まとめとして、年長クラスでチャレンジするのが「和太鼓」の演奏。和太鼓には、個性と協調性という相反する要素が凝縮されています。

本人の希望や体力、適性などを引き出し、大中小さまざまなタ イプの中から、ぴったりの太鼓をみつけて楽しく練習します。 最初は音を出すだけで満足だった子どもたちも、自分の音の変 化に気づき、お友だちの音を聞きながら、みんなで息をそろえ て演奏する喜びを感じられるように。
全身の力を振り絞って叩くので手が痛くなってしまうこともあ りますが、「和太鼓が好き!」という気持ちで練習を重ねていく 中で、みるみるプロ顔負けの和太鼓奏者に成長します。

市や県の行事での公演機会もあり、大きな会場でたくさんの人の前で演奏することは、これからの未来をになる子どもたちにとって、とても貴重な経験となるはずです。
たくさんの人の前で堂々とした姿はさすが年長児。ポーズも衣装も決まっています。

ドーン!ドーン!ドンドコドーン!! みんなの気持ちはひとつです。

人間の本質である心の醸成を起点とした、 愛情あふれる保育職員の育成。

日頃より先生・職員には、心穏やかで愛される人になろうと伝えています。
確かに技術や知識も大切ですが、まずは人です。
宝珠保育園では、職員間の思いやりのあるコミュニケーションと支え合う心、そして園児一人ひとりを想う心を大切にしています。

子どもたちの心を育てるには、先生・職員の心を育てることも大切です。
一人ひとりをみつめ、真剣に向き合い、愛情豊かに接していく先生や職員に見守られながら、お友だちと一緒に遊び、学び、友情を築き、楽しく幸せな経験を積んで、のびのびと育っていく子どもたち。
安心していきいきと過ごせる環境の中で、子どもたちは「人を思う心、お友だちに優しくできる心、生き物を大切にする心」が自然と育まれていきます。

SDGsを学ぶ!
自然の大切さを知ろう。

私たちが毎日普通に生活を送ることができるのは、地球を取り巻く自然環境のおかげです。
大切な太陽の恵み、雨の恵み、土の恵みを、これからも大切にしていけるよう、自然を大切にする活動を年間を通じて行なっています。

当たり前にある自然ですが、みんなが大切にしないと当たり前ではなくなります。
例えばゴミのポイ捨てをすると、川や海や大地がよごれます。
電気のムダ遣いをすると、空気がよごれます。
ご飯を残すとゴミになってしまいますが、食べたら栄養になります。それに、お腹をすかせている人がいるのに、食べものを残すのは良いこととは言えません。

そうやって「もったいない」ことを続けると、自然がこわれて、生きものがきちんと育つのに必要な、太陽も水も土もダメになって、命が育たなくなってしまいます。

地球では、たくさんの生き物が繋がって生きています。子どもたちがこの先も豊かな環境の中で暮らしていくために、今からさまざまな問題について考え、取り組むことが大切です。

宝珠保育園では、身近なことから自然を守る意識を持てるよう、みんなで近隣のゴミ拾いを行い、持続可能な循環型社会を目指す大切さを学んでいきます。